のどかホームで物件探しから、全てを。リノベーションから始まる、あなたの暮らしをサポート。
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リノベーションの魅力は、自分の好きなように空間を作り変えられるというところにあります。毎日の暮らしをもっと快適にするには、思い描くような理想の家を実現したいもの。今回は、キッチンのリノベーションにスポットを当て、さまざまなアイデアをご紹介していきます。こんなキッチンを手に入れたいというイメージをぜひ実現させましょう。
キッチンは単に作業するスペースに留めておくのはもったいないです。最近のシステムキッチンにも、インテリア性にこだわったおしゃれなものがたくさんあります。キッチンがお気に入りの空間になれば、毎日の料理や後片付けがもっと楽しくなるはず。そのためには、キッチンをどのように使いたいかというイメージが重要です。
効率よく作業ができることを大切にし、物の出し入れがしやすい動線がスムーズなキッチン。子どもや友人と複数で作業ができるような広々としたキッチン。調理器具や食器をおしゃれに飾れるキッチン。使う人によって、そのイメージは様々ですよね。まずは、どんなキッチンだったら毎日楽しく料理や作業ができるか、理想のイメージを膨らませてみましょう。
リノベーションの際には、キッチンの配置や大きさなども変えることができます。中古マンションの場合は管理規約もあるため自由には変えられない点は注意が必要です。でも実際は、間取りを大きく変えたりしない限り、壁付けを対面に変更する程度のリノベーションはよく行われています。片方が壁につくペニンシュラ型や両側から出入り可能なアイランド型など、様々なタイプから選ぶことができますし、L型キッチンなどより広々としたものもあります。
どのメーカーのものも色やデザインが豊富ですので、自分好みのキッチンを選ぶのは難しくありません。家具や家電との組み合わせを考えながら選べばインテリアに統一感が出て、よりおしゃれな空間を演出することができるでしょう。
キッチンのリノベーションでは、意外と重要なのが色選びです。ここ数年人気があるのは白や木目調のキッチン。どんな空間にも合わせやすく、部屋全体の印象が明るく見えるメリットがあります。木目調のキッチンは最近各メーカーが競うように売り出しています。キッチンは無機質な印象が強かったのはもう昔の話。温かみのある家具のようなデザインのキッチンは、インテリアとしてもおしゃれに見えます。
コンパクトなマンションでキッチンが丸見えでも、部屋に自然となじむデザインなら違和感がありません。また、赤やオレンジなどの個性的なカラーを選ぶことで、80年代スタイルを再現するというアイデアも。レトロな家電と組み合わせると味のあるキッチンになります。いずれにしても、家電などとの組み合わせも考えて選ぶと失敗しにくいです。
中古マンションによくある壁付けタイプのキッチンから対面式にリノベーションすると、リビングやダイニングはやや狭く感じるかもしれません。それでも作業しながら家族の様子が見えるのは大きなメリットと考える人が多く、対面式への変更はもはやキッチンリノベーションの定番となりました。
部屋の仕切りをなくしリビングを広くするリノベーションの場合、キッチンスペースも広めに確保しやすいですね。間取りを変える場合は家事動線を意識すると、より使いやすいキッチンになります。配置替えが可能なら、リビング全体を見渡せるような位置や角度にキッチンを設けることで安心して作業ができるでしょう。
I型キッチンを対面式に配置する場合、キッチンカウンターを追加するのもおすすめです。ダイニングテーブルを近くに置くのもいいですが、カウンターがあることで料理をキッチンから並べることができるなどちょっとした作業台としての活用も可能になります。また、スツールをセットすればカフェバーのようなおしゃれ空間に。下部に物を置けるカウンターを選んで、お気に入りの食器や観葉植物、雑貨などを飾るとさらに素敵なキッチンになりますよ。
特に食器棚を置くスペースがないという場合は、食器も収納できるキッチンカウンターを設置することでスッキリと片付けることができます。テーブルとしても収納としても使えるキッチンカウンターの導入は、コンパクトなマンションにぴったりなアイデアです。
扉や水栓などの開閉がスムーズで整理整頓がしやすく作業台も広いキッチンは、子どもと一緒に料理を楽しみたい人におすすめ。踏み台を追加して、並んで作業できるようにしましょう。シンクが広々としているタイプのシステムキッチンを選べば、お皿や野菜を洗うのにも水が飛び散りにくく、ストレスなく作業ができます。
また、壁付けキッチンの場合でもキッチンカウンターを設置すれば、作業台として使うことができます。子どもが小さいうちはキッチンに入れないようにする家庭も多いですが、あえてキッチンカウンターにままごと道具を置いておき、親が料理をするそばで遊びながら学べるようにするというアイデアも素敵ですよ。
おしゃれでインテリア性の高いシステムキッチンが人気急上昇中ですが、そのような流れの中であえてステンレス製などの、いかにもキッチンらしいものを選ぶというのもアイデアとして魅力的です。イメージはレストランの厨房ですね。本格的に料理を楽しむ人のこだわりが詰まったキッチン。清潔感を感じられるステンレス製のワークトップやシンクに、色味のない調理器具を合わせることでクールでスタイリッシュなキッチンを作り出せます。
ちょっと味気ないかなと思う場合は、ホーローの調理器具を置いたりハーブなどを少し飾ったりするだけでも、温かみがプラスされて素敵なキッチンになります。せっかくステンレスを選ぶなら、シンプルにまとめるのがカッコよく見せる秘訣。壁だけカラフルなタイルなどにすることで色味をプラスするのもおすすめです。
システムキッチンの選び方にこだわるだけでもかなりキッチンの印象は変わりますが、自分らしさをプラスするなら見せる収納がおすすめです。キッチンカウンターのほか、吊戸棚の扉をガラス製にしたりすることもできます。お気に入りの食器や調理器具を並べたり、ラベルの可愛い調味料や缶詰、野菜や果物などもカゴや木箱に入れて置いたりして、バランスよく飾りましょう。あまりごちゃごちゃ置きすぎると作業もしづらく片付いていないように見えてしまうので、厳選して飾ることがポイントです。
グリーンや小花を空き瓶に生けてさりげなく置いておくのもおしゃれです。生活感をなくすことは簡単ですが、活気のあるキッチンを作るにはあえてすべてしまいこまずに好きなものだけは出しておくといいでしょう。
キッチンのリノベーションでは、システムキッチンの選び方や配置の仕方をはじめ、そのキッチンをどう使うか、家具や家電、小物をどう組み合わせるかという様々なアイデアが重要になってきます。自分らしいキッチンを作る鍵は、使いやすさと好きであること。お気に入りの色や物を選んでセッティングしながら少しずつ理想のキッチンを作って、できあがってからも時々変えてみたりと楽しんで下さいね。