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2019.01.28
中古マンションを購入してリノベーションを行い、費用を節約しながら新築マンション同様のアメニティーを手に入れる方法は最近非常に注目されています。そこで、以下では、マンションのリノベーションの費用相場やその費用の内訳や特徴などについて書いていきます。
マンションのリノベーション費用の相場は一般的に1㎡当たり10万円~15万円程度と言われています。60㎡の平均的なマンションのリノベーションの相場は600万円~900万円程度です。もちろん、「高機能のシステムキッチン」や「床は無垢材フローリング」などのこだわりがある場合には、リノベーション費用は相場よりも高くなることがあります。
トイレ、バス、キッチンなどの水回りの移動を含むリノベーションの場合大規模な工事が必要になるため、費用が高額になる傾向があります。一方で、住宅の総床面積が少ない場合には、1㎡当たりの単価が低くなる傾向があると言われています。全く同じ内容のリノベーションを行っても、施工業者が異なれば費用が異なってくるとは言うまでもありません。施行業者との価格交渉をうまくやって費用を大きく引き下げることができるケースもあります。
マンションのリノベーション費用に大きな影響を与える要素としてまず考えられるのが、施工面積です。施工面積が大きければ大きいほど、その分資材や設備、作業量などがかかります。マンションリノベーションの相場も60㎡(2LDK)だと600万円~900万円程度ですが、70㎡(3LDK)だと700万円~1,050万円と、施工面積が広い方が割高になっています。
間取りや内装のグレードもリノベーション費用に影響を与えます。よりグレードの高い間取りや内装を希望した場合には、費用がより高くなることは言うまでもないことです。施工対象マンションの階数も影響してきます。階数が高くなればなるほど、資材運搬に費用がかさむため総費用が上昇する傾向があります。
土地ごとに材料費や職人の工賃が異なります。従って、施行マンションの所在地が異なってくると、全く同じリノベーションを行っても費用が異なってきます。一般的には、東京や大阪などの大都市圏では材料費や工賃が高く、地方ではそれらはより安くなっています。
リノベーションの施行業者には、大きく分けて①地元の工務店②地域で展開する中堅工務店③全国展開する大手工務店、の3種類が存在します。①地元の工務店は、公告、営業マン、デザイナー、ショールームにほとんど費用をかけません。従って、施工費用に上乗せされる金額が少ないので費用が安くなります。
中堅工務店は、公告や宣伝、デザイナーなどを使っていますが、活動地域が限定されていますので大手工務店ほどそれらを積極的には行いません。従って、費用は地元の工務店よりは割高になりますが、大手工務店よりは割安になります。丁度、両者の中間に位置していると言えます。
大手工務店は全国規模で広告や宣伝を行い多数の営業マンやデザイナーを抱えています。そういったことに係る費用が、工事費用に上乗せされて依頼主に請求されますから費用が最も高くなります。
マンションのリノベーション費用は、以下のような要素で構成されます。
施行する職人の工賃や使用する資材・設備にかかる費用は、どんなリノベーションにも必ず発生する経費で、リノベーション価格の中心を占めます。一方、デザインに係る費用は、施行業者が大手企業や中堅企業の場合には、比較的大きな金額となりますが、地元の工務店の場合にはその金額は低くなります。
なお、地元の工務店はおしゃれなデザインのリノベーションを行うのがあまり得意ではないので、デザイン性を追求する場合は中堅か大手企業に依頼するといいでしょう。大手企業は全国規模の広告宣伝を行っていることなどから、その他の経費が高くなる傾向があります。デザイン性を多少犠牲にしても、とにかく安くリフォームを行いたい場合には、地元の工務店に依頼するといいでしょう。
リノベーション工事は、「解体工事」「木工事」「電気設備工事」「排水管工事」などの多数の工事の組み合わせで成り立っています。工事の種類によっては大きな費用が発生するものもあれば、反対に、少額の費用で工事が完了するものもあります。リノベーション費用の削減を考える場合には、大きな費用が発生する工事について重点的に費用削減の対策を打てばよいことになります。
リノベーション工事にうちに、大きな費用が発生する工事は以下のとおりです。