のどかホームで物件探しから、全てを。リノベーションから始まる、あなたの暮らしをサポート。
2019.03.11
リノベーション会社は、東京だけで個人事務所を含めると200社以上あると言われています。東京だけでもそれだけの会社がある中、自分に合った事務所を数多くの会社から1社を選ぶというのは、非常に難しい選択です。そこで、以下ではリノベーション会社の選び際のポイントについて解説します。
最近では、ワンストップ型のサービスを提供するリノベーション会社が増えてきています。マンションリノベには、資金計画の作成、設計、物件選び、リノベーション工事の施工、アフターケアといった業務が必要です。普通は、これらの業務は、別々の会社で行うのですが、利害関係が対立する各会社が顧客の予算の奪い合いをするという事態や、互いの連携がうまくいかず、マンションリノベ全体がしっくりいかないという事態が、起こりやすくなります。
ワンストップ型とは、マンションリノベに関わる全ての工程を1つの会社で実施するというものです。ワンストップ型の場合、上記で述べたような複数の会社がマンションリノベに関わることのデメリットを解消できます。ワンストップ型であれば、リノベで大失敗をする可能性はほとんどなくなりますので、安心して任せることが出来ます。
マンションリノベ会社には、規模別に分類すると、①地元工務店②中堅工務店③大手工務店の3種類に分かれます。地元工務店は、広告や宣伝、デザインにほとんど費用をかけないので、リノベ費用は割安になりますが、高いデザイン性を強くご要望としている方にはおすすめ出来ません。
一方、全国的に有名な大手工務店は、公告宣伝に多額の費用をかけ、また、多くのデザイナーを抱えています。そのため、費用は割高となりますが、デザイン性の高い施工に対応可能です。中堅工務店は、地元工務店と大手工務店の中間に位置する感じです。シンプルなデザインでも構わないから、できるだけ費用を節約したいという場合には、地元工務店と契約するのがおススメです。一方、雑誌で見かけるような、デザイン性の高いリノベを希望するのであれば、大手工務店か中堅工務店が良いでしょう。
リノベ会社の担当者とのフィーリングも会社選びの重要な要素です。なんでも気軽に話し合える担当者であれば、依頼者と施工会社との意思疎通がうまくいって、マンションリノベがスムーズに進みます。マンションリノベの場合には、担当者と繰り返し打ち合わせを行います。その際に、リノベ会社の担当者とフィーリングが合わないと、打ち合わせが苦痛になります。ほとんどのリノベ会社では、営業担当者のマナーには気を使っていますから、担当者が顧客に無礼を働くということはまずないとは思いますが、それでも、あの人は何となく嫌な感じがするということは、誰にでもあります。
リノベ会社の担当者が感じのいい人だと、それだけで契約したくなります。ただし、もちろん、担当者のフィーリングだけで選んではいけません。担当者の知識や会社の評判、施工物件などを確認し、総合的に判断しなくてはならないことは言うまでもありません。担当者のフィーリングだけで選ぶと失敗するケースがあります。
リノベーションに関するセミナーがあちこちで開催されていますが、そのセミナーの中には、セミナーを主催するリノベ会社が施行したリノベーションマンションの中で開催されるものがあります。そういったセミナーに参加すれば、そのリノベ会社の実力を確認することができます。セミナーに限らず、リノベ会社の多くは自社のリノベマンションの施工物件の内覧会を行っています。そういったものに積極的に参加して、自分の目で契約しようとするリノベ会社の実力を確認すれば、リノベ会社選びで失敗する可能性は非常に低くなります。
リノベ会社の施行物件内で行われるセミナーの場合には、セミナー講義の大部分は、マンションリノベーションの基礎知識に関するものですから、マンションリノベの基礎を学びながら、施行物件を確認できるというメリットがあります。
インターネットを活用すれば、自分が依頼しようとするリノベ会社の評判を簡単に確認することができます。その会社にリノベ工事を依頼した方のコメントの多くが、あまり芳しくないものであれば、そのリノベ会社と契約することは避けた方がいいでしょう。否定的なコメントがなくても、コメントの内容が自分のイメージと異なる場合も、そのリノベ会社と契約はしない方がいいでしょう。
リノベ会社のホームページを閲覧することでも、契約しようとするリノベ会社のことを調べることができますが、リノベ会社のホームページは装飾された内容となっていることが多いので、そのまま鵜呑みにはできません。その会社の利用者のコメントを確認するという作業も、同時並行で行わなくてはなりません。現在では、調べようとする会社の利用者の感想(コメント)をネットで簡単に確認できます。これを利用しない手はありません。高い金額を出してリノベーションするのですから妥協せず、納得のいく1社を選んで下さい。