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2019.03.14
中古マンションを購入してリノベーションを行い、費用を節約しつつ自分のお気に入りの居住空間を手に入れる方法は、最近非常に注目されている方法です。そこで、以下では、このマンションリノベーションの上手な進め方について解説します。
マンションリノベーションの基本的な流れは、次の3つになります
物件の決定からリノベーションが行われた住宅の引き渡しまでの期間は、3.5カ月~4か月程度です。物件探しに着手してから、物件が決まるまでの期間は、人にもよりますが、だいたい1か月~2か月程度ですので、物件探しから完成物件の引き渡しまでの時間はだいたい半年程度ということになります。
なお、2の融資手続きの際には、物件購入資金に対するローンとリノベーションに対するローンでは、金利が異なるのが普通なので、別々にローンを組みことが多く、そうなると、利子の負担が重くなることがあります。できれば、住宅購入資金とリノベーション資金を1つのローンで融資してくれる金融機関を利用したいものです。
中古マンション購入+リノベーションを思い立ったとき、まず一番最初にするべきことは、「こんな住宅にしたい」とか「こんな部屋に住みたい」などと言った、リノベーションのイメージを固めることです。このイメージがしっかり固まっていないと、プランも決まらず、工事にも着工できず、いたずらに時間だけが経過していくことになります。イメージを固めるには、リノベーションの施工事例を見学するのが一番良いようです。ある調査によると、マンションリノベーションや住宅リフォームを検討されている方が、何を重視してリノベーション会社を決めているかというと、「リノベーション事例」が圧倒的に多いそうです。それだけ、リノベーションに与える事例の影響力は大きいのです。
インターネット上では、様々なリノベーション会社が実にたくさんのリノベーション事例を公開しています。また、現実にリノベーションが行われた物件の見学会も頻繁に開催されています。そういったものを積極的に活用して、できるだけ多くの事例に触れることで、自分自身のリノベーションイメージを固めることができます。
最近はワンストップ型のリノベーションを実施する会社が増加しております。ワンストップ型リノベーションとはマンションリノベーションの時に行う、次の3つの工程を1つの会社で実施することを言います。
ワンストップ型のリノベーション会社と契約した場合、リノベーション会社の担当者がすべての工程の調整を行ってくれますので、自分でリノベーションの工程管理を行う必要はありません。マンション探しは不動産会社に、融資は銀行に、リノベーションは建築会社にそれぞれ別々に依頼していると、自分で各工程の進行管理をしなければなりません。
不動産や建築関係に詳しくない方であれば、ワンストップ型リノベーションを提供している会社と契約したほうが良いかもしれません。ワンストップ型の会社と契約すれば、そういった工程管理にかける時間を節約して、その分を、よりよいリノベーションイメージを創造するために使用できます。
ホームスインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームスインスペクター(住宅診断士)が、第三者的・専門的な立場から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき個所の有無やその時期、改修費用の概算額を見極め、アドバイスを行う作業のことを言います。
マンションリノベーションを行う際には、もし余裕があれば、このホームスインスペクションを実施すると言いでしょう。ホームスインスペクションには、目視による場合には5万円~6万円、機材を使う場合には10万円程度の費用が必要ですが、費用をかけてもそれでよりよいリノベーションを行うことができれば、その費用は決して無駄ではありません。ホームスインスペクションを行う段階は、マンション購入が決まってからリノベーションに着工する前の段階です。もし資金に余裕があれば、ホームスインスペクションの予算を計上しておくといいでしょう。
現在、様々なマンションリノベーションに関する説明会や見学会が開催されています。マンションリノベーションに関する基礎知識を学ぶにはセミナーに参加することが最も良い方法ですし、リノベーションのイメージを固めるには、見学会に参加して実際のリノベーション物件にあたってみるのが最も良い手段です。
マンションリノベーションに着手してからでは、十分な時間が確保できませんから、マンションリノベーションに着手する前に、十分な時間を取って、積極的にセミナーや見学会に参加してみるとよいでしょう。セミナーや見学会の後には、主催のリノベーション会社の相談会が開催されるのが普通です。
疑問点があれば、相談会に参加して、相談担当者に問い合わせを行い、疑問を解消しておくといいでしょう。特に、ワンストップ型のリノベーション会社に依頼する場合には、進行管理や関係会社との連絡調整に労力を割く必要はありませんから、その分、こういったイメージ固めや基礎知識を学ぶことに労力を集中したほうが良いでしょう。